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#45【今週のブレイザーズ】Week4/それは遅れてやってきた

Week4──負傷チームではない健康なチームを相手にした濃密な1週間でした。リーグトップに位置するチームの撃破で始まった1週間は最高の形で終わり、長いロードへ出ます。秋から冬に向かうこの季節は、きっとより良い季節になるでしょう。

#11 11月6日(火) vs ミルウォーキー・バックス

vs Elite 1Q 2Q 3Q 4Q END
Bucks (8-2) 31 20 26 26 103
Trail Blazers (8-3) 33 24 34 27 118
HIGHLIGHTS
BOX SCORE

TOO MUCH THREE

バックスと言えばヤニス・アデトクンボを中心としたペイント攻めなチーム、という印象があります。特に昨シーズンのBMOハリス・ブラッドリー・センター*1で行われた対ブレイザーズ戦はグリーク・フリークのベストゲーム。クラッチフリースローを外し、珍しく感情を爆発させた姿は強烈に記憶に残っています。

その後、鬼気迫るスティールとユスフ・ヌルキッチをモンスターブロックした一連の流れは、1人で全てを行ってしまうという凄まじい能力、異次元の力を感じました。間違いなく彼を新たなレベルへと導いた試合だったと思います。

しかし、今年のチームはHCも変わり、昨年までとは全く違うスタイルへと変貌し、ほとんど別のチームのようになりました。このチームはセルティックラプターズシクサーズ3強と見られていたイースタンのダークホース。2001年以来のECF進出も可能です。

FG history 2P 2PA 3P 3PA 3P%
2016-17 30.0
(14)
58.2
(19)
8.8
(22)
23.7
(24)
.370
(10)
2017-18 31.0
(6)
58.3
(13)
8.8
(27)
24.7
(25)
.355
(22)
2018-19 28.2
(25)
50.1
(29)
15.6
(1)
41.0
(2)
.379
(5)

ジャバリ・パーカーと再契約せず、ブルック・ロペスアーサン・イリヤソバらビッグマンシューターと契約し、ジョン・ヘンソンソン・メイカら古典的ビッグマンのシュートを開発したことでアデトクンボ以外の全ての選手が3Pをうてる布陣になりました。

そしてサクラメント・キングス戦では22/56本もの3Pを成功させ、恐怖に突き落としました。もうやめてやってくれというほど、面白いぐらいにシュートが落ちましたね。それにしても、キングスの公式ツイッターリラードの50得点の時もそうでしたが、いつも面白いですね。

また、アデトクンボの今シーズンの総アシスト47個*2中33個は3Pアシストで、約70%に上ります。ダブルチームを利用してオープンを見つけ出し、トランジション時などでもタフな体勢から正確なキックパスを出せるモンスターパサーです。ただでさえペイントで無敵にもかかわらず、これだけのパスを出せるとなると...手がつけられません。

Giannis history 3P AST all AST 3P AST% per AST
2015-16 64 345 18.6% 4.3
2016-17 192 434 44.2% 5.4
2017-18 179 361 49.6% 4.8
2018-19 33 47 70.2% 6.0

この日も平均数字通り3Pを16/42本(38.1%)を成功させ、通常なら勝てる流れです。唯一敗北したセルティック戦ではわずか9/29本(29%)と振るわなかったものの、追い上げてフリースロー合戦にまで持ち込んだ末でした。

彼らは今シーズン9試合全てで113得点以上してきていますが、この日はシーズン最低の103得点。FG%もそこまで悪くはない(43.5%)のに、負けたのはフリースローを得られなかったことが大きかったでしょう。

上の動画はシューティングファウルになるはずですが、この日は全体的に笛が安定せず、フリースローは両チーム8本ずつでした。しかし、クリス・ミドルトン(22得点)ブルック・ロペス(22得点)は非常に安定していて、アデトクンボ→ロペスへの流れはブレイザーズが防ぐことのできない攻撃でした。

逆に、エリック・ブレッドソー(5得点)マルコム・ブログドン(4得点)らバックコートはとても静かでした。特にブレッドソーは3を"うたされた"感が強く、術中にはまっていたと思います。アデトクンボが6TOしたという点もありますが、この試合はCJ・マッカラムにやられすぎた。その一言に尽きます。

また、パット・カナトンと移籍後初の対面でした。まだベンチでの彼を恋しく思うときが多々あります。

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Brotherhood doesn’t depend on the jersey 💯 ...

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TOO MUCH CJ

CJ・マッカラムはセカンドオプションです。得点が欲しい時にはボールを預け、単独で得点してもらいます。そうやって過去3年、平均20得点以上の成績を残してきましたが、今シーズンはそれを下回っています。さらに、"周囲があまりにもいい"スタートを切ったことも手伝い、彼のスロースタートぶりが一層目立ちました。

Opening 10-games MP FG% 3P% REB AST STL BLK PTS
2016-17 34.4 .485 .443 4.4 3.0 1.6 0.6 22.2
2017-18 36.5 .462 .524 4.4 2.5 0.9 0.3 23.5
2018-19 31.8 .429 .345 4.0 2.3 0.5 0.3 18.9

マッカラムと言えばロケットスタート。過去数年の活躍でそんなイメージがありました。しかし、今シーズンセカンドユニットの成功の陰で彼の存在はオフになりました。3フィート以内からのショットの成功率は35%を下回り、3も平均を下回り、フリースローも獲得できず、安定したスコアリングが期待できない。

こんな状況だったら、批判されるのは当たり前で。どこかで1発ぶちかます必要がありました。

too late season PTS FG 3P AST REB STL
CJ・マッカラム 40 17/26 5/10 6 4 4

ロペスはあえてスクリーンを使うマッカラムを追いません。今シーズン高いディフェンスリバウンド率を誇るバックスは、あえてミドルor3Pシュートを"うたせる"ことにより多くのディフェリバを稼ぎ、それを3Pに変換することで一気に差をつけ、勝ってきました。

それをマッカラムは悪用しました。十八番のプルアップシュートは、そのような守り方をしてくるチームと相性抜群です。この日、スクリーンを使ったショットは6本決まり、ミドルショットの多さが際立ちました。4Qに終盤なってようやくバックスはロペスを前に出しましたが、時すでに遅し。

ショットチャート

40得点ゲームはキャリア4回目。リラード"ようやくCJが戻ってきた"と言い、彼のシーズンブレイクゲームはみんなを安心させることになりました。シーズンは始まったばかり。ようやく役者が出そろい、エンジン全開で突っ走っていくでしょう。

また、アデトクンボ0スティール・0ブロックのとき、バックスは過去2年で2勝8敗です。そしてこの試合で9敗目を更新。スティール・ブロック・リバウンド、全てに優れる彼に"干渉させない"攻撃ができたことはブレイザーズの作戦勝ちでした。

アミヌターナーアデトクンボを最小限(23pts,9reb,6ast)に抑えるいいディフェンスをしてくれた影のヒーロー。4Q4:22からバックスがシューターラインナップに切り替えてきたため、幾分守りやすくなった気がします。


ベストプレイ:I keep on falling

3Qは完全にゾーンに入ってましたね。


#12 11月8日(木) vs ロサンゼルス・クリッパーズ

Anothe L.A. 1Q 2Q 3Q 4Q END
Clippers (6-5) 28 29 24 24 105
Trail Blazers (9-3) 37 24 23 32 116
HIGHLIGHTS
BOX SCORE

YES プレイオフ

ウェスタンカンファレンスに所属していたら、5割チームではプレイオフに出れません。その5割近辺で終えるだろうと予測されたチームに、クリッパーズブレイザーズが含まれます。この2チームは多くのメディアによる順位予想でWC9~11位あたりに格付けされました。

ウェスタンカンファレンス順位予想表
FiveThirtyEightより 10月15日時点での予測

開幕前の順位予想は、大抵大きな因子と昨年を比較するだけのうんざりするものです。ブレイザーズは怪我が無かったから3位になっただけでスイープされたから、クリッパーズはスター選手がいないから。他チームは大きな戦力補強をしたが、彼らはしなかったから。どこもそんな内容です。

確かにダニーロガリナリトバイアス・ハリスルー・ウィリアムズBIG3は上位チームのビッグネームに劣ります。しかし、今シーズンガリナリは健康体で、ハリスは真のキャリアシーズンに入っています。もちろんウィリアムズは常にシックススマン候補で、モントレズ・ハレルはベストバックアップセンターです。後者2人を中心としたベンチはリーグ最強を誇ります。

Bench Impact PTS FG% 3P% FTM REB AST STL BLK
Clippers 56.3
(1)
.529
(1)
.435
(1)
12.3
(1)
19.0
(8)
10.8
(1)
3.2
(7)
3.4
(1)
Blazers 40.9
(8)
.459
(10)
.378
(9)
6.5
(12)
21.5
(5)
9.7
(4)
2.4
(21)
2.5
(8)

ネームバリューでは劣っていても、平均20得点を残せる選手が3人もいて、ベンチもしっかりしていて、守備に優れた選手も複数いる。このチームは絶対に侮ることはできません。先見性のなさすぎる予想は、鼻で笑ってやりましょう。

大きな穴は正統なセンターを持っていないことでしょうか。終盤にユスフ・ヌルキッチのようなビッグマンとマッチアップできる選手はいません。そこが勝負を分けた部分でもありました。

また、エイブリー・ブラッドリーが欠場、ハリスも体調不良のために静かな夜を過ごしました。その分目立ったのはルーキーシェイ・ギルジャス=アレキザンダーNBA史上最も長い姓を持つ彼は、この日シーズンベストゲームをして存在感を見せました。

1:16:ナイスチェンジオブペース!
This name is Future MP PTS FG 3P AST REB BLK TOV
シェイ・ギルジャス=アレキザンダー 35:21*3 19*4 7/12*5 2/2*6 2 3 1 1
ドラフト時はお気に入りでしたが、敵チームの選手となった今でもそれは変わりません。この日は攻撃的に発展した姿を披露し、エリートガードであるリラードに対し、多くの好ディフェンスを見せて多岐に渡る活躍をしました。

攻撃面でウィリアムズ、守備面でパトリック・ビバリーというメンターにも恵まれ、彼がフランチャイズの行方を占う重要人物になることは間違いありません。


多様化するラインナップ

前半クリッパーズはFG24/45(53.3%)、ブレイザーズは20/49(40.8%)で一方的に殴られているような、そんな試合展開でした。しかし、多すぎるフリースローをリーグNo.1の成功率を誇るチームに与えることは、勝ちから遠ざかっていく大きな要因になります。

Free Poitns FTM FTA FT%
2018-19 20.7
(6)
24.3
(14)
85.4%
(1)
Today 26 28 92.9%

クリッパーズは1Qに4つのシューティングファウルを出しボーナスに突入。その後怪しいコールが2つほどありましたが、計7つのファウルを数えて14/15本ものフリースローを与えたことで、シューティングナンバーの良さ(1QFG13/23)をかき消しました。

ブレイザーズはその間1ファウルのみ。前半ディフェンスは存在しませんでしたが、フリースローのアドバンテージは最後まで活きました。成功率75%のユスフ・ヌルキッチが8/8本決めたことは敵にとって予想外だったと思います。

3Qはリラードが珍しいテクニカルファウルも含め奮起し、4Qにはマイヤーズ・レナードが2年ぶりのブロック→タイムリー3を決め、すばらしい流れを作りました。しかし、笛はこの日も"明らかに"安定していませんでした。

ニック・スタウスカスはウルブズ戦で大腿部を打撲したことが心配されましたが、大事に至っていないようで良かったです。彼のシュートはもちろんプレイメーカーとしての存在感もあります。ペネトレイトからのパスはジョー・イングルズ(UTA)のような狡猾さを彷彿とさせます。

このプレイの前にきっちりと伏線も張っていたため、成功率が上がりました。彼がこんなにも高いプレイメイク能力を持っていたことも、サプライズです。


また、ヌルキッチコリンズ初めて意図的に同じ時間帯に組み込みました。ウルブズ戦、バックス戦ではアミヌのファウルトラブルの影響で仕方なくフロアを共有しましたが、昨シーズン2人はほとんど同じ時間帯でプレイしておらず、今シーズンもその組み合わせを避けているように見えました。しかし、今シーズンの彼らはいいようです。

Z & Nurk MIN ORtg DRtg
2017-18 53 66.0 79.2
2018-19 16 102.6 71.4

まだわずかの時間しかプレイしていないため、信頼できる値ではありません。この組み合わせは流動的になると思いますが、アミヌが最終契約年であることを考えれば、来シーズン以降コリンズ&ヌルキッチの共有時間は確実に増えます。

この日の4Q終盤、クリッパーズダニーロガリナリをセンターに置いたスモールラインナップを敷き、いくつかのPNPを決めました。しかしこのスモールラインナップはインサイドが絶対的な弱点です。
それを利用しコリンズはビッグオフェリバを2つもぎ取り、ヌルキッチターナーはミスマッチをついて効果的に攻め、最終盤でもフロントコートは昨シーズンより信頼できるものに変わりました。

コリンズはリバウンドこそ弱いものの、シューティング能力はすでにアミヌより上です。彼がヌルキッチとより良いコンボを見せると、彼らは今シーズンからでも致命的なビッグタンデムになっていくはずです。


ベストプレイ:CAN FLY

超ピンポイントパスに脱帽。


#13 11月11日(日) vs ボストン・セルティックス

New City Edition 1Q 2Q 3Q 4Q END
Celtics (7-6) 21 16 33 24 94
Trail Blazers (10-3) 26 28 29 17 100
HIGHLIGHTS
BOX SCORE

逆転セルツ

ボストン・セルティックスは48分間で戦うチームです。それは昨年から変わりません。数字上負けが濃厚になっていても逆転勝利を収めた試合が13試合もあります。それはあまりにも驚異的な数です。

https://www.actionnetwork.com/nba/article/2017-18-boston-celtics-largest-comebackswww.actionnetwork.com

彼らは多少リードされてても、修正できる能力がオプションでついています。直近のフェニックス・サンズ戦では最大22点差を追いつき、ユタ・ジャズ戦でも最大20点差をつけられながら追い上げを見せました。

前半は弱くて、後半に強い。攻撃は弱くて、守備に強い。あまりにも極端で不安定であることが、"期待"に応えられていない最大の要因です。後半のような攻めが前半からあれば、このチームは簡単に連勝街道に乗っていくんですが...

O & D ORtg DRtg NRtg FG% OPP FG% 3P% OPP 3P%
Celtics 104.8
(24)
102.6
(2)
2.1
(10)
.429
(29)
.434
(5)
.358
(14)
.305
(1)
Blazers 114.4
(4)
105.0
(7)
9.4
(3)
.465
(10)
.429
(2)
.362
(12)
.335
(11)

この日もアル・ホーフォードジェイレン・ブラウンが不発。特にホーフォードはPNPのワイドオープン3をいくつもはずしました。昨年、攻撃的にも素晴らしかった2人が影を潜めているために、火力不足に陥っています。そんな中、復調の兆しを見せたのがジェイソン・テイタム

1:14→1:44:4連続スリー!
Smooth J PTS FG 3P REB BLK
Jayson Tatum 27*7 8/19 5/9*8 8 2

4連続3Pショットを決められた時は、別格の才能を見せつけられました。開幕してからは非常におとなしく、前評判があまりにも高すぎたために、ここまでの成績は期待に沿っていないかもしれません。とんでもないプレッシャーと戦っていることだと思いますが、キャリアハイに近いゲームをして徐々に上がっていくきっかけとなった試合になったかもしれません。


成熟の獣

セルツ=カムバックという強いイメージがあります。その原因は主に昨シーズンの対セルツ戦にあるわけで。昨シーズンの2戦とこの日はほとんど同じ展開、いずれもブレイザーズがリードするという展開です。

1試合目は前半16点差つけ、2試合目も4Qまでに10点差。どちらも"きっちり"カムバック負けされました。しかも、この2試合カイリー・アービング無しです。

どんなに点差をつけても結局負けてしまうんだと、そんな風に思っていました。そうしてやってきたこの試合。またも前半17点差をつける展開。ヌルキッチリラードのPNRが嫌というほど決まり、セルツはいつも通りのスロースタートでした。

また、前半1Q7:47にリラードが嫌な足の着き方をして誰もが息をのむ事態が起き、モーダ・センターは一瞬の静寂に包まれました。彼の大けがはチームのアキレス腱をぷっつりと切断してしまいます。無理せず、安静にお願いします。

そして案の定後半になると彼らのディフェンスは修正され、ショットも落ちてきて、結局4Q7:07同点に追いつかれました。最大得点差は2Q2:03の21点。またかよ...それは見飽きた展開でした。

昨シーズン2戦とこの試合。リードしてて追い付かれたという試合展開は同じでも、決定的な違いユスフ・ヌルキッチ4Qの最後までプレイできたこと。彼のゲームは確実に成熟しています。

Grow up PTS FG REB AST TOV
ユスフ・ヌルキッチ 18 8/14 17 3 4

2018年2月の対セルツ戦、大事な時間帯で2つの連続オフェンスファウルの後、彼が不貞腐れたことを強烈なまでに覚えています。その姿を見て、当時話題だったアンドレ・ジョーダンとのトレードが本気で起こってほしい、と思ったことも。

今見てもイライラするプレイですが......今シーズン、そういうプレイは減りました。減らそうとする努力は見えています。この日の4Q3:40、またもオフェンスファウルを犯しました。しかし、2:03フラッシュバック。ああ、成長とはこういうことかと。それは痛みが伴うことを忘れていました。

控えめなガッツポーズ、輝いていました。しかし...あのターンオーバーは余計だったなぁ...


Money Shot

リラードは上述のプレイで膝を痛め、クラッチタイムに"得点で"頼ることができません。彼のシーズンハイの12アシストを"アシスト"したのはアル・ファルーク・アミヌのTHE・値千金連続3Pショット。

フロムラゴス!彼のエルボーショットは"あぁー入んないだろうな..."という感覚に常に襲われます。この日までに3P成功率は34.2%でしたが、波が激しすぎて信頼できません。滅多に光の当たることのない選手ですが、全部チーフに持ってかれました。いやぁ、あの一撃は効いた!

リバウンド争いではコリンズがビックリバウンドを連発。"リバウンドは弱い"と思っていましたが、彼もまた日に日に成長しているようです。マイヤーズとのコンビもなかなかのケミストリーがあります。

ヌルキッチアミヌの活躍もありカムバックを阻止できたわけですが、ブレイザーズは後半14ターンオーバー(前半7)を記録しました。相手のショットがたまたま入らなかっただけで、いつ逆転され、そして負けてもおかしくない試合でした。このディフェンスはセルツを褒めるべきなんですが、見てられないシーンがいくつもありました。

終盤のボール運びはヒヤヒヤもんでした。ロードではより一層気を付けていかなければいけません。大敗よりも、しょうもないミスで勝ちを逃してしまう方がショックがでかいですから。


ベストプレイ:Cool Assist

デイミアン・リラードJr.はやっぱデカいです。


#番外編|CJ・マッカラム|Week4|Player of the Week|初受賞

シアカム&マッカラム
NBA Twitterより
First of the week PTS FG% 3P% REB AST STL
CJ・マッカラム 25.7 .508 .364 4.3 3.0 1.3

バックス戦の40得点がすべてです。その後の2試合は特に目立っていたとは言えませんが、WCの全勝チームはブレイザーズだけだったことと、リラードが静か(19pts,6.3ast)だったことが手伝いました。

ディビンチェンゾに対するあのドライブはシーズンベストムーブの一つになったと思います。また、ブレイザー史上12人目の週間最優秀選手になりました。リラードラマーカス・オルドリッジブランドン・ロイの3名以外の受賞となると2002年3月に受賞したラシード・ウォーレス以来です。



Week5のブレイザーズ

#14 11月14日 (水) at ロサンゼルス・レイカーズ

再び長い長い10日間のロードトリップが始まり。レイカーズとはすでに2試合しているものの、ロスでの試合は初めて。セカンドユニットがラジョン・ロンドジョシュ・ハートを抑えていけば優位に傾いていくはず。
また、タイソン・チャンドラーが新たに加入し、JR・スミスカイル・コーバーらのトレードの噂もあり、次に会うとき(81試合目)は別のチームになっている可能性も...



#15 11月16日 (金) at ミネソタ・ティンバーウルブズ

ついにジミー・バトラートレード執行。新たに加入したロバート・コビントンダリオ・サリッチはT'ウルブズに欠けている"3ポイントを供給する"選手。守備にも薄かったチームはコビントンジョッシュ・オコギがそれぞれエースフォワード&ガードを守れるバランスのとれた布陣に。バトラーサガが終わり、彼らは"新しいチーム"となっているはず。



#16 11月18日 (日) at ワシントン・ウィザーズ

彼らの初勝利&ブレイザーズの初黒星となった試合から約1か月。現在リーグで最も恐ろしいチームであるウィザーズは、ある意味でバトラーの物語よりも複雑怪奇。前回はケリー・ウーブレイJr.マーキーフ・モリスにやられたものの、2度目はないでしょう。彼らが"捨て身"で向かってくる可能性はあるので、落ち着いて対処したい。


*1:18'19シーズンよりファイサーブ・フォーラムへ移転しています。バッカーさんご指摘ありがとうございました。

*2:試合前まで

*3:キャリアハイ

*4:キャリアハイ

*5:キャリアハイ

*6:キャリアハイ

*7:キャリアハイタイ

*8:キャリアハイ