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#35【NBAドラフト2018】指名予想・2巡目編

2018年6月22日に行われるNBAドラフトの予想です。2巡目指名の選手たちは1巡目よりもチャンスが少なく、弱点が多い選手たち。しかし"ごく稀に"すばらしい選手と出会う可能性があります。実力派シニアから未開拓フレッシュマンまで多種多様な選手たちが集まっています。

身長・ウィングスパンはドラフトコンバインでの結果を引用しています。また、年齢はドラフト当日表記としています。

・1巡目後半(15─30位)編はこちら→【NBAドラフト2018】指名予想・1巡目後半編
・1巡目前半(1-14位)編はこちら→【NBAドラフト2018】指名予想・1巡目前半編


フィラデルフィア・セブンティシクサーズ *1 60位 | レイ・スポルディング | PF | ルイビル | 6'10''

1997年3月11日生 ウィングスパン7'5'' (Junior/21歳)
Season G MP FG% 3P 3PA 3P% FT% TRB AST STL BLK TOV PF PTS
FR 30 17.5 .560 0.0 0.1 .333 .500 4.3 0.5 0.9 0.7 0.9 2.2 5.6
SO 34 19.2 .590 0.0 0.1 .000 .545 5.5 0.8 0.6 0.9 1.3 2.6 5.9
JR 36 27.7 .543 0.1 0.5 .263 .640 8.7 1.3 1.5 1.7 1.7 3.0 12.3

ミスマッチにも対応できるフットワークの軽さからスティールも量産できるリムプロテクター。ファウルがちなところや攻撃の不安定さが大きな弱点。




フェニックス・サンズ *2 59位 | ユスフ・サノン | PG/SG | インターナショナル | 6'4''

1999年10月30日生 ウィングスパン不明 (Union Olimpija/18歳)
Season G MP FG% 3P 3PA 3P% FT% TRB AST STL BLK TOV PF PTS
2017-18 6 9.4 .462 0.5 1.7 .300 .750 1.2 0.7 1.0 0.2 0.5 1.7 3.0

ウクライナのコンボガード。とてもスピーディーな選手で、高いドリブル能力が光ります。プレイメイキングやディフェンスでも高い伸びしろを感じさせる原石です。




デンバー・ナゲッツ *3 58位 | ゲイリー・クラーク | PF | シンシナティ | 6'7.5''

1994年11月16日生 ウィングスパン6'10'' (Senior/23歳)
Season G MP FG% 3P 3PA 3P% FT% TRB AST STL BLK TOV PF PTS
FR 34 27.8 .524 0.0 0.1 .000 .625 7.2 1.7 1.0 1.3 1.1 1.6 7.8
SO 33 30.4 .519 0.4 0.8 .520 .687 8.8 2.1 1.2 1.5 1.3 2.3 10.4
JR 36 28.6 .529 0.4 1.4 .286 .697 7.9 2.1 1.0 1.2 1.2 1.9 10.8
SR 36 28.5 .526 0.8 1.7 .435 .741 8.7 2.1 1.4 1.2 1.0 2.1 12.9

ソフォモアでDPOY、最終学年でPOYとDPOYをW受賞したエリートディフェンダー。年齢とややサイズ不足な点からアンドラフトに滑るかもしれませんが、防衛本能と生産的な攻撃は指名の価値有り。




*4 57位 | デボン・ホール | SG | バージニア | 6'6''

1995年7月7日生 ウィングスパン6'8'' (Senior/22歳)
Season G MP FG% 3P 3PA 3P% FT% TRB AST STL BLK TOV PF PTS
FR 23 10.6 .400 0.2 0.7 .333 .455 0.7 0.8 0.4 0.0 0.5 0.8 1.8
SO 37 21.9 .375 0.6 1.7 .333 .765 2.6 2.0 0.5 0.3 0.9 1.4 4.4
JR 34 27.4 .408 0.9 2.5 .372 .776 4.4 1.9 0.5 0.1 1.0 1.9 8.4
SR 34 32.1 .454 1.7 3.9 .432 .894 4.2 3.1 0.9 0.1 1.0 1.4 11.7

NCAAトーナメント第1シードのバージニアが第16シードのUMBCに負けたことは大きな話題となりました。しかし、ホールのシューティングは終始安定していて、一貫していいチームプレイヤーでした。




56位 | スヴィアトスラフ・ミクハイリュク | SG/SF | カンザス | 6'8''

1997年6月10日生 ウィングスパン6'5'' (Senior/21歳)
Season G MP FG% 3P 3PA 3P% FT% TRB AST STL BLK TOV PF PTS
FR 26 11.2 .306 0.6 2.0 .288 .833 1.2 0.7 0.3 0.0 0.6 0.7 2.8
SO 35 12.8 .450 1.1 2.6 .402 .680 1.3 0.9 0.3 0.1 0.7 1.2 5.4
JR 36 27.3 .443 1.9 4.9 .398 .702 3.0 1.3 0.9 0.3 1.1 2.0 9.8
SR 39 34.5 .434 2.9 6.6 .444 .804 3.9 2.7 1.2 0.3 1.7 2.5 14.6

17歳で渡米したウクライナ出身のシューター。ジャンプシュートに特化していて、どこでもいつでも外のシュートを期待できます。それ以外でもカットやパスで効率よく得点を生み出します。サイズを大きく下回るウィングスパンの持ち主で素早さもなくフィジカルも無いので、守備の穴となってしまう存在です。




*5 55位 | ジャスティン・ジャクソン | SF | メリーランド | 6'7''

1997年2月18日生 ウィングスパン7'3'' (Sophomore/21歳)
Season G MP FG% 3P 3PA 3P% FT% TRB AST STL BLK TOV PF PTS
FR 33 27.8 .438 1.4 3.2 .438 .698 6.0 0.9 0.9 0.8 1.6 2.2 10.5
SO 11 29.2 .366 0.9 3.6 .250 .828 8.1 1.9 0.8 0.8 2.9 1.4 9.8

レベルアップを図って残ったソフォモアシーズンでしたが、12月に右肩を負傷しシーズン終了。災難なシーズンとなりましたが、まともな3&D選手になる素質を持っています。サイズも良く、PFや超スモールCでプレイすることも可能なリバウンダーです。




ダラス・マーベリックス*6 54位 | ブランドン・マッコイ | C | UNLV | 7'0.5''

1998年6月11日生 ウィングスパン7'2'' (Freshman/20歳)
Season G MP FG% 3P 3PA 3P% FT% TRB AST STL BLK TOV PF PTS
FR 33 28.8 .545 0.1 0.3 .333 .725 10.3 0.5 0.5 1.8 2.6 2.6 16.9

いいサイズを持ち、ミドルレンジからもシュートが打てるビッグマン。しかし、PNRやスクリーンに動くことなく非常に限られた範囲でしかプレイしません。リバウンドを多く記録していますがイージーなものが多く、競ったリバウンドは逃しています。




53位 | デボンテ・グラアム | PG | カンザス | 6'1.5''

1995年2月22日生 ウィングスパン6'6'' (Senior/23歳)
Season G MP FG% 3P 3PA 3P% FT% TRB AST STL BLK TOV PF PTS
FR 29 17.8 .393 0.6 1.4 .425 .724 1.5 2.1 0.9 0.0 1.1 1.5 5.7
SO 38 32.6 .460 2.0 4.5 .441 .744 3.3 3.7 1.4 0.1 1.7 2.1 11.3
JR 36 35.3 .428 2.6 6.7 .388 .793 3.1 4.1 1.5 0.2 1.8 1.6 13.4
SR 39 37.8 .400 2.8 6.9 .406 .827 4.0 7.2 1.6 0.1 2.8 1.4 17.3

ロングアリウープを多用しアシストを重ね、スペースにボールを供給できるアシスト型ガード。3P以外の攻撃に期待できません。サイズはありませんが、まともなディフェンダーです。




52位 | トレボン・デュバル | PG | デューク | 6'2.5''

1998年8月3日生 ウィングスパン6'8'' (Freshman/19歳)
Season G MP FG% 3P 3PA 3P% FT% TRB AST STL BLK TOV PF PTS
FR 37 29.7 .428 0.8 2.9 .290 .596 2.0 5.6 1.5 0.1 2.8 2.4 10.3

ESPNリクルートランキングで第6位にランクされていたエリートプレイヤー。プレイメイキングとディフェンスがすばらしい運動能力のあるポイントガード。いいドリブルから多くの得点を挙げますが、ジャンプショットは絶望的。




51位 | アイザック・ボンガ | SF | インターナショナル | 6'9''

1999年11月8日生 ウィングスパン7'0'' (Fraport Skyliners/18歳)
Season G MP FG% 3P 3PA 3P% FT% TRB AST STL BLK TOV PF PTS
2016-17 15 9.0 .370 0.0 0.6 .000 .333 1.2 0.5 0.5 0.1 1.3 0.7 1.4
2017-18 33 21.3 .420 0.4 1.1 .343 .921 3.1 2.3 1.0 0.5 2.2 2.2 6.0

高い潜在能力を秘めているポイントフォワード。次のヤニス・アデトクンボ(MIL)と言われているほどの逸材なので"先物買い"する価値があります。未だトップリーグでの実績はほとんどありませんが、スケールの大きさを感じさせる選手です。




インディアナ・ペイサーズ 50位 | チメジエ・メトゥ | PF/C | 南カリフォルニア | 6'9.5''

1997年3月22日生 ウィングスパン7'0.5'' (Junior/21歳)
Season G MP FG% 3P 3PA 3P% FT% TRB AST STL BLK TOV PF PTS
FR 34 18.5 .518 0.0 0.0 .000 .513 3.6 0.5 0.6 1.6 1.1 2.5 6.4
SO 36 31.3 .552 0.0 0.1 .500 .741 7.8 1.4 0.8 1.5 2.1 2.5 14.8
JR 34 31.0 .523 0.4 1.2 .300 .730 7.4 1.6 0.8 1.7 2.0 2.6 15.7

守備的なビッグマン。ジュニアでジャンプショットを試投数する機会が増え、将来的にストレッチタイプになることが予想されます。イージーミスが多く、攻撃面で多くの不安を残します。ポストプレイやジャンプショットを磨く必要があります。




サンアントニオ・スパーズ 49位 | トニー・カー | PG | ペン州立 | 6'4.5''

1997年10月11日生 ウィングスパン6'8'' (Sophomore/20歳)
Season G MP FG% 3P 3PA 3P% FT% TRB AST STL BLK TOV PF PTS
FR 33 32.8 .377 1.0 3.1 .320 .771 4.8 4.2 0.7 0.3 2.6 2.2 13.2
SO 37 35.4 .408 2.4 5.5 .433 .799 4.9 5.0 0.8 0.3 2.3 1.8 19.6

アイソスコアラー。クリエイト能力に長けていて、厳しい状況からでも得点を生み出します。3P%>2P%となるほど悪いタフショットを多くとります。ディフェンスは弱点ですが、サイズで優位に立てます。




ミネソタ・ティンバーウルブズ 48位 | ケビン・ハーベイ | SF/PF | UTアーリントン | 6'8''

1996年7月9日生 ウィングスパン7'3.5'' (Junior/22歳)
Season G MP FG% 3P 3PA 3P% FT% TRB AST STL BLK TOV PF PTS
FR 31 21.7 .368 0.9 3.6 .259 .714 6.0 0.7 0.6 0.3 1.4 2.0 7.1
SO 16 29.8 .453 1.9 5.8 .323 .757 9.8 2.9 0.7 0.8 2.4 1.7 18.1
JR 35 27.8 .459 1.9 5.7 .343 .753 8.5 2.1 1.2 0.4 1.9 1.9 17.1
SR 33 32.2 .446 2.3 6.9 .339 .807 8.5 2.2 1.2 0.6 2.7 1.8 20.5

汎用性の高いサイズを持つスコアラー。数字は横ばいですがタッチが良く、ジャンプショットは大きく伸びる可能性があり、潜在的な3&D選手として見ることができます。リバウンダーとして優れていてコンボフォワードを務めることできます。過去に両膝を痛めているため、負傷しやすいのが難点。




*7 47位 | グレイソン・アレン | SG | デューク | 6'4.5''

1995年10月8日生 ウィングスパン6'7'' (Senior/22歳)
Season G MP FG% 3P 3PA 3P% FT% TRB AST STL BLK TOV PF PTS
FR 35 9.2 .425 0.5 1.5 .346 .849 1.0 0.4 0.3 0.1 0.4 1.2 4.4
SO 36 36.6 .466 2.5 6.0 .417 .837 4.6 3.5 1.3 0.1 2.0 2.7 21.6
JR 34 29.6 .395 2.4 6.5 .365 .811 3.7 3.5 0.8 0.1 2.2 2.3 14.5
SR 37 35.6 .418 2.8 7.5 .370 .850 3.3 4.6 1.7 0.1 2.1 2.1 15.5

ソフォモアで爆発的な成績を残し、酸いも甘いも嚙み分けてきたカレッジスター。陰湿すぎるファウルを何度か起こしたヴィランですが、ロングシュートは洗練されたものがあります。弱点だったフィジカルと守備は改善されつつあり、即戦力としての期待がかかります。




ヒューストン・ロケッツ*8 46位 | ジェローム・ロビンソン | SG | ボストンカレッジ | 6'5''

1997年2月22日生 ウィングスパン6'7' (Junior/21歳)
Season G MP FG% 3P 3PA 3P% FT% TRB AST STL BLK TOV PF PTS
FR 23 33.4 .429 1.0 2.7 .381 .643 4.0 3.0 1.4 0.3 2.7 2.1 11.7
SO 32 34.0 .423 1.7 5.1 .333 .722 3.9 3.4 1.7 0.4 3.2 2.8 18.7
JR 35 36.0 .485 2.3 5.7 .409 .830 3.6 3.3 0.9 0.1 2.7 2.5 20.7

オールラウンドスコアラー。フロアのどこからでも得点できる攻撃本能を持っていて、ベンチからの得点源として期待することができます。しかし、守備はからっきし。守備力のあるガードとコンビを組むことが理想的です。




*9 45位 | ジャレッド・バンダービルド | PF/SF | ケンタッキー | 6'9''

1999年4月3日生 ウィングスパン7'1'' (Freshman/19歳)
Season G MP FG% 3P 3PA 3P% FT% TRB AST STL BLK TOV PF PTS
FR 14 17.0 .426 0.0 0.1 .000 .632 7.9 1.0 0.4 0.8 1.1 2.6 5.9

40分平均に換算すると18.5リバウンドを記録するリバウンドモンスター。故障がちな点とリム下でしか攻撃できない点が不安要素ですが、身体能力や潜在的なものには高いものがあります。




ワシントン・ウィザーズ 44位 | ジェボン・カーター | PG | ウェストバージニア | 6'1.5''

1995年9月14日生 ウィングスパン6'4'' (Senior/22歳)
Season G MP FG% 3P 3PA 3P% FT% TRB AST STL BLK TOV PF PTS
FR 35 23.8 .360 1.4 4.4 .314 .770 2.3 1.8 1.9 0.1 1.2 1.9 8.1
SO 35 27.7 .383 1.3 4.1 .306 .744 2.9 3.3 1.7 0.3 1.7 2.4 9.5
JR 37 32.0 .439 1.9 5.0 .389 .774 5.0 3.7 2.5 0.2 1.8 2.6 13.5
SR 37 34.7 .422 2.1 5.3 .393 .858 4.6 6.6 3.0 0.4 2.6 3.0 17.3

大ベテランの風格漂うカレッジベストディフェンシブガード。大きな手からスティールを量産する鉄壁な守備はジュニアで十分に示していますが、シニアで攻撃メイク能力が上昇。どこからでも通せるパスとジャンプショットに磨きがかかりました。




*10 43位 | マリク・ニューマン | SG | カンザス | 6'3''

1997年2月21日生 ウィングスパン6'5.5'' (Sophomore/21歳)
Season G MP FG% 3P 3PA 3P% FT% TRB AST STL BLK TOV PF PTS
FR 29 27.7 .391 2.1 5.6 .379 .687 2.8 2.2 0.4 0.1 1.9 1.6 11.3
SO 39 31.6 .463 2.2 5.3 .415 .835 5.0 2.1 1.1 0.2 1.5 1.6 14.2

ミシシッピ州立からカンザストランスファーしたスコアリングガード。カンファレンストーナメントからファイナルフォーまでの大舞台で飛び抜けた成績を残しドラフト候補に浮上。

G MP FG% 3P 3PA 3P% FT% TRB AST STL BLK TOV PF PTS
1→31 30.4 .438 2.4 4.6 .369 .838 4.9 2.1 0.9 0.2 1.5 1.6 12.0
32→39 36.4 .527 3.5 6.8 .536 .829 5.5 2.3 1.6 0.0 1.5 1.5 22.5
特にデューク戦の32得点はセンセーショナルでした。ドリブルのキレがすばらしく、いいシューティングゲームを多く見せました。コンボガードとしてはアンダーサイズですが、カレッジではいいリバウンダーでした。シーズン後半の出来が何かの予兆ならば儲けとなる存在かもしれません。




42位 | ハミドゥ・ディアロ | SG | ケンタッキー | 6'6''

1998年7月31日生 ウィングスパン6'11.5'' (Freshman/19歳)
Season G MP FG% 3P 3PA 3P% FT% TRB AST STL BLK TOV PF PTS
FR 37 24.8 .428 0.7 2.1 .338 .616 3.6 1.2 0.8 0.4 1.4 2.6 10.0

昨年のコンバインにも参加し、指名の可能性もあった未完の大器。ずば抜けた運動神経の良さが常に光りますが、勝利に貢献するプレイヤーではありません。トランジションで多くの才能を発揮します。守備ではいい傾向を多く見せており、才能が開花する猶予を多く残しています。




*11 41位 | ランドリー・シャメット | PG | ウィチタ州立 | 6'5''

1997年3月13日生 ウィングスパン6'7'' (RS sophomore/21歳)
Season G MP FG% 3P 3PA 3P% FT% TRB AST STL BLK TOV PF PTS
FR 3 17.7 .438 1.0 3.3 .300 .750 2.7 1.7 1.7 0.3 0.7 2.7 8.7
RS FR 36 26.7 .472 2.0 4.6 .439 .802 2.8 3.3 0.7 0.2 1.1 2.1 11.4
RS SO 32 31.7 .489 2.6 5.9 .442 .825 3.2 5.2 0.7 0.2 2.1 1.9 14.9

すばらしいオフェンスクリエイター。スクリーンを使ったオフェンス(PNR)の生産がトップクラスで、状況判断に優れています。フィジカルの弱さとディフェンスの不安が彼につまといますが、筋量を増やしつつスピードも維持できれば確実に化けます。




*12 40位 | モリッツ・ワグナー | PF | ミシガン | 6'11''

1997年4月26日生 ウィングスパン7'0'' (Junior/21歳)
Season G MP FG% 3P 3PA 3P% FT% TRB AST STL BLK TOV PF PTS
FR 30 8.6 .607 0.1 0.4 .167 .556 1.6 0.1 0.2 0.2 0.5 1.6 2.9
SO 38 23.9 .560 1.2 3.0 .395 .726 4.2 0.5 1.0 0.4 1.4 2.7 12.1
JR 39 27.6 .528 1.6 4.1 .394 .694 7.1 0.8 1.0 0.5 1.4 3.1 14.6

ドイツ出身のストレッチ4でNCAAトーナメント準優勝の立役者。7フッター近くとは思えないほどの身軽なフットワーク、ハンドリング、ソフトタッチショットを持っています。弱点はフィジカルの弱さから来るファウルがちなディフェンス。ゴール下全般、特にブロックの弱さから評価を大きく下げます。




*13 39位 | ロディオンス・クルッツ | SF | インターナショナル | 6'10''

1998年2月5日生 ウィングスパン不明 (FC Barcelona II/20歳)
Season G MP FG% 3P 3PA 3P% FT% TRB AST STL BLK TOV PF PTS
2016-17 24 21.1 .434 1.3 3.9 .319 .796 2.8 1.4 0.8 0.8 1.8 2.9 9.5
2017-18 16 20.8 .445 1.2 3.6 .333 .769 2.6 1.5 1.5 0.8 1.9 3.3 10.7

2017ドラフトでは1巡目指名が予想されていましたが、直前で撤退したラトビア出身のフォワード。素早さはないもののストライドが広く、いいスラッシャーに見えます。おそらくストレッチ4タイプだと思いますが、いかんせんサンプルがないのでよく分かりません。あくまでバルセロナ"Ⅱ"なんですよね...。




*14 38位 | ケビン・ハーター | SG | メリーランド | 6'7''

1998年8月27日生 ウィングスパン6'7.5'' (Sophomore/19歳)
Season G MP FG% 3P 3PA 3P% FT% TRB AST STL BLK TOV PF PTS
FR 33 29.4 .420 2.0 5.3 .371 .714 4.9 2.7 1.0 0.7 1.4 1.8 9.3
SO 32 34.4 .503 2.3 5.5 .417 .758 5.0 3.4 0.6 0.7 2.5 2.4 14.8

かなり深い位置からでもシュートを沈めることができるピュアシューター。全てのフロアから効率的な得点を挙げ、スキップパスやエントリーパスを的確に出せるいいパサー。SFを守るには貧弱なフィジカルと長さですが、SGとしてサイズに勝っていることが大きな利点となります。




37位 | オマリ・スペルマン | PF/C | ビラノバ | 6'9''

1997年7月21日 ウィングスパン7'2'' (RS Freshman/20歳)
Season G MP FG% 3P 3PA 3P% FT% TRB AST STL BLK TOV PF PTS
RS FR 40 28.1 .476 1.6 3.8 .433 .700 8.0 0.8 0.7 1.5 1.0 2.3 10.9

守備的なストレッチ4へとなれるソリッドプレイヤー。3P・ブロック・リバウンドでNCAAトーナメント優勝に大きく貢献。やや太目だった体型も絞られつつありますが、依然として素早さに欠けます。レッドシャツを着てしまったことは残念ですが、高い成長曲線を描いている途中だと思います。




*15 36位 | ロール・アルキンズ | SG | アリゾナ | 6'4''

1997年10月29日生 ウィングスパン6'9'' (Sophomore/20歳)
Season G MP FG% 3P 3PA 3P% FT% TRB AST STL BLK TOV PF PTS
FR 37 28.0 .463 1.2 3.2 .370 .733 4.9 2.1 0.9 0.5 1.8 2.2 10.9
JR 23 31.4 .432 1.4 4.0 .359 .724 4.8 2.5 1.3 0.7 2.6 2.2 13.1

潜在的な3&Dウィング。シーズン前に右足を手術。復帰まで約3か月を要しましたが、復帰後は怪我を感じさせないプレイをしています。肉体的な強さを生かした力強いディフェンスとドライブが持ち味。しかし、フェイクも何も無い単調なレイアップを多くとります。危険なパスも多く、ハンドラーとして任せることはできません。




35位 | ゲイリー・トレント JR. | SG | デューク | 6'6''

1999年1月18日 ウィングスパン6'9'' (Freshman/19歳)
Season G MP FG% 3P 3PA 3P% FT% TRB AST STL BLK TOV PF PTS
FR 37 33.8 .415 2.6 6.5 .402 .876 4.2 1.4 1.2 0.1 1.0 1.7 14.5

プルアップやステップバックなどのジャンプショットは高い完成度を誇ります。しかしそれ以外は特に期待できません。サイズに対し、守備は貧弱。もう少し守備的になってくれれば使いどころが増えそうです。




アトランタ・ホークス 34位 | ドンテ・ディビンチェンゾ | SG | ビラノバ | 6'4.5''

1997年1月31日生 ウィングスパン6'6'' (RS Sophomore/21歳)
Season G MP FG% 3P 3PA 3P% FT% TRB AST STL BLK TOV PF PTS
FR 9 8.2 .286 0.3 1.9 .176 - 1.8 0.4 0.4 0.0 0.8 1.1 1.7
RS FR 36 25.5 .466 1.2 3.2 .365 .699 3.8 1.7 0.9 0.3 1.4 1.6 8.8
RS SO 40 29.3 .481 2.1 5.3 .401 .710 4.8 3.5 1.1 0.2 2.0 2.1 13.4

NCAAトーナメント決勝戦でのビッグゲーム(31得点)で一躍ドラフト候補になった攻撃的ウィング。積極的なカットマンで、ハイIQスコアラー。守備で大きなインパクトはありませんが、アグレッシブで状況判断に優れている効果的なチームディフェンダーです。




ダラス・マーベリックス 33位 | メルビン・フレジャー | SF/SG | テューレン | 6'6''

1996年8月30日生 ウィングスパン7'2'' (Junior/21歳)
Season G MP FG% 3P 3PA 3P% FT% TRB AST STL BLK TOV PF PTS
FR 34 19.5 .401 0.5 1.9 .286 .516 3.1 0.7 0.9 0.3 1.1 1.4 5.2
SO 30 30.2 .438 0.9 3.5 .264 .667 4.6 1.5 1.9 0.5 2.4 2.7 11.5
JR 30 34.4 .556 1.2 3.0 .385 .712 5.6 2.9 2.2 0.7 2.6 2.0 15.9

驚異的なウィングスパンと守備本能を備えているスウィングマン。簡単にリムへ到達し簡単な得点を挙げることのできる運動型選手。反面、シューティングは不安定でワイドオープンでも平気で外します。ジュニアで高い成功率を残しましたが、これが本当に改善されたかは懐疑的です。




メンフィス・グリズリーズ 32位 | ジェイレン・ブランソン | PG | ビラノバ | 6'2''

1996年8月31日生 ウィングスパン6'4'' (Junior/21歳)
Season G MP FG% 3P 3PA 3P% FT% TRB AST STL BLK TOV PF PTS
FR 40 24.0 .452 1.2 3.2 .383 .774 1.8 2.5 0.7 0.0 1.8 1.8 9.6
SO 36 31.1 .541 1.2 3.1 .378 .876 2.6 4.1 0.9 0.0 2.1 1.6 14.7
JR 40 31.8 .521 2.2 5.3 .408 .802 3.1 4.6 0.9 0.0 1.8 2.0 18.9

2回のNCAAトーナメント優勝、世代別の大会でも輝かしい実績を持っていて大舞台の経験を積みに積みまくり、即インパクトを残す用意がすでに整っています。攻撃メイクはすばらしいものがありますが、守備で大きな不安を残します。




31位 | シェイク・ミルトン | PG/SG | 南メゾシスト | 6'5.5''

1996年9月26日生 ウィングスパン7'1'' (Junior/21歳)
Season G MP FG% 3P 3PA 3P% FT% TRB AST STL BLK TOV PF PTS
FR 30 32.7 .477 1.7 4.1 .426 .725 3.0 2.7 0.8 0.3 1.5 1.4 10.5
SO 35 35.4 .437 2.3 5.5 .423 .758 4.1 4.5 1.3 0.3 1.8 1.5 13.0
JR 22 36.4 .449 2.5 5.9 .434 .847 4.7 4.4 1.4 0.6 2.3 1.7 18.0

いいサイズといいハンドルを持っている使い勝手のいい選手。2月に右手を負傷し全休。それまで15勝7敗だったチーム成績は、ミルトンの負傷後2勝9敗となっているため彼が勝利に大きく貢献していたことが分かります。スタッツに弱点が無く、標準的なロールプレイヤーになれます。





2巡目は指名前に元の指名権が分からないほど大移動が起こります。指名後は金銭トレードが多いようです。下は2017年ドラフト2巡目で移動した選手たち。

本指名 選手/指名順位 トレード内容 トレード先
CHA Frank Jackson 31位 トレードアップ
(31位⇔40位+180万ドル)
NOP
NOP Dwayne Bacon 40位 CHA
ORL Ivan Rabb 35位 ピックトレード(2019 2nd*16pick) MEM
CHI Jordan Bell 38位 金銭トレード(350万ドル) GSW
PHI Jawun Evans 39位 金銭トレード(320万ドル) LAC
UTA Thomas Bryant 42位 トレードアップ(42位+30位⇔28位) LAL
HOU Dillon Brooks 45位 ピックトレード(2018 2nd*17pick) MEM
PHI Sterling Brown 46位 金銭トレード(190万ドル) MIL
MIL Sindarius Thornwell 48位 金銭トレード(200万ドル) LAC
NOP Edmond Sumner 52位 金銭トレード(100万ドル) IND

ウォリアーズは2017年の指名権を持っていませんでしたがジョーダン・ベルを熱望し、やや高めの金銭を出して獲得しています。2016年にはパトリック・マッカウが同じ経緯で(38位⇔240万ドル)入団しているので、今年も同様の動きを見せると思われます。

シクサーズが4つの2巡目ピックを持ち、2つの1巡目ピックを持つ状態に。大々的で噂されているカワイ・レナードとのトレードに使用されるのか、はたまた全く違う角度からトレードが起こるのか。注目です。

2017年はルーキーが豊作で2巡目選手たちも多く活躍しました。ディロン・ブルックス(MEM)とベルはともにスタータークラスの活躍を見せました。シンダリウス・ソーンウェル(LAC)セミ・オジェレイ(BOS)は高いディフェンス能力を発揮するロールプレイヤー、タイラー・ドーシー(ATL)フランク・メイソン(SAC)はいいバックアップPGに。

マルコム・ブログトン(MIL)の例もありますし、2巡目も目が離せません。