@はロード、#数字は何試合目かを表しています。
#54 2月5日(火) vs @デトロイト・ピストンズ
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | END | |
---|---|---|---|---|---|
Trail Blazers (29-25) | 20 | 23 | 24 | 24 | 91 |
Pistons (26-26) | 22 | 27 | 30 | 32 | 111 |
Trail Blazers OUT | G/F E.Turner (左ふくらはぎ) | |
Pistons OUT | G R.Jackson (右足首) | F/C J.Leuer (左足首:絶望) |
ブレイク・グリフィンが移籍発表後4連勝。グリフィン-ドラモンドのラインもつながり、シーズンハイの合計36アシストの快勝。1月20日以来の.500復帰。悪夢の8連敗から抜け出して、プレイオフ争いに再び名乗りをあげています。2018ドラフト1巡目選手を諦めているだけにプレイオフ出場は絶対目標。
ベンチが45得点。主な3人のベンチプレイヤーはいずれもグッドシューター。FG | 3P | PTS | 3P% | |
---|---|---|---|---|
A.Tolliver | 6/9 | 3/6 | 15 | 41.3% |
L.Kennard | 5/7 | 1/2 | 12 | 42.3% |
L.Galloway | 5/8 | 3/5 | 13 | 36.4% |
Stanley Johnson hustles for the rejection, leading to a Reggie Bullock triple! #DetroitBasketball has an early edge on @NBATV. pic.twitter.com/eEpcqNlB2r
— NBA (@NBA) 2018年2月6日
Ish Smith drives in deep and kicks it to Luke Kennard for the 3!#DetroitBasketball is on a 14-2 run in the 3rd.
— NBA (@NBA) 2018年2月6日
📺: @NBATV pic.twitter.com/mFAVV42X7w
G | MP | FG | FGA | FG% | 3P | 3PA | 3P% | FT% | ORB | DRB | TRB | AST | STL | BLK | PTS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
14 | 30.3 | 5.5 | 11.0 | .500 | 0.6 | 1.9 | .308 | .673 | 3.0 | 8.9 | 11.9 | 2.6 | 1.1 | 0.9 | 14.2 |
Moe making the most of the start pic.twitter.com/2eAe5K7B2U
— Trail Blazers (@trailblazers) 2018年2月6日
#55 2月7日(木) vs シャーロット・ホーネッツ
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | OT | END | |
---|---|---|---|---|---|---|
Hornets (23-31) | 18 | 27 | 20 | 32 | 6 | 103 |
Trail Blazers (30-25) | 29 | 20 | 30 | 18 | 12 | 109 |
クリスタプス・ポルジンギス(NYK)の代替選出により2年連続のオールスター出場が決まったホーネッツのエース、ケンバ・ウォーカー7年目27歳。元スーパースタードワイト・ハワードが加入し昨年(36-46)より浮上することが期待されていました。
開幕からは好調。しかし、6勝3敗としてから6連敗。その後は大型連勝もなく.500以下に甘んじています。状況を打破するためにトレードを試みようにも、悪い契約も抱えており良い見通しはありません。しかし、ブレイザーズよりはどうにかなりそう(笑)。契約 | G | MP | FG% | 3P% | FT% | TRB | AST | STL | BLK | TOV | PTS | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
N.Batum | 5年1億2000万ドル(2) | 40 | 31.8 | .420 | .319 | .800 | 4.4 | 4.7 | 1.0 | 0.3 | 2.1 | 12.2 |
C.Zeller | 4年5600万ドル(1) | 23 | 19.1 | .495 | 1.000 | .732 | 5.4 | 1.0 | 0.4 | 0.9 | 1.2 | 7.0 |
M.Williams | 4年5420万ドル(2) | 50 | 26.0 | .480 | .438 | .870 | 4.8 | 1.2 | 0.7 | 0.4 | 0.8 | 9.5 |
M.K-Gilchrist | 4年5200万ドル(2) | 47 | 26.5 | .509 | .000 | .689 | 4.6 | 1.1 | 0.8 | 0.5 | 0.6 | 9.9 |
現在ケンバ・ウォーカー(4年4800万ドル)とジェレミー・ラム(3年2100万ドル)がフレンドリーな契約を来季まで結んでいます。そのためトレード価値が最も高いのがウォーカー。様々なところでウォーカーのトレード案がありましたが、結局トレードは起きず。
同球団オーナーのマイケル・ジョーダンはウォーカーに対し"オールスタープレイヤーとしかトレードしない"と言っていたため、将来のドラフト指名権を含めたトレードパッケージを断ったとみられています。
悪い契約を抱え、悪い状況にあるチーム。どことなくブレイザーズとダブって見えます。しかし、彼らにはヌルキッチのようなカンフル剤が存在していません。あるならば、ウォーカー自身。それをこの試合で体現しています。気迫でもぎとった4Q17得点、OT全6得点。プレイオフ出場は最後まであきらめません!
ゲームをコントロールして大勝するべき試合展開。しかし、勝ちゲームから一転しターンオーバー祭りによってケンバによるカムバック劇を演出。辛うじて勝利するも、今後不安しか残らない試合内容。サンズ戦にも見られた4thクォーター問題は永遠の課題です。
4Q | HORNETS | 経過 | TRAIL BLAZERS |
---|---|---|---|
6:43 | カミンスキー スティール | 77-92 | マッカラム ロストボール |
6:29 | カミンスキー3Pショット | 80-92 | |
6:04 | 80-92 | デイビス 3秒バイオレーション | |
5:53 | ウォーカー 3Pショット | 83-92 | |
5:39 | ウォーカー スティール | 83-92 | マッカラム ロストボール |
5:35 | 83-92 | ハークレス シューティングファウル | |
5:35 | ウォーカー 3/3FT成功 | 86-92 | |
5:19 | バトゥム スティール | 86-92 | ヌルキッチ パスミス |
5:11 | ウォーカー レイアップ | 88-92 | |
中略 | |||
3:42 | バトゥム スティール | 91-95 | マッカラム ロストボール |
3:08 | ウォーカー レイアップ | 93-95 | |
2:59 | ウォーカー スティール | 93-95 | アミヌ パスミス |
2:56 | ウォーカー レイアップ | 95-95 |
Bulls Get | F N.Vonleh | 金銭 |
Trail Blazers Get | F-C M.Rakovic | TPE |
キャップ状況が最悪だったにもかかわらず、指名権を保持したまま贅沢税回避&ロスター枠を確保。今後のバイアウト市場に目を向けることが可能です。派手な動きではありませんでしたが、賢い取引だったと思います。これができたのもアレン・クラブ(BRK)をネッツがまだ求めていてくれたから。ネッツさんありがとうございます。
チーフの怪我で出番が回ってきて、エリートリバウンダーとしての片鱗を見せたヴォンレイはチーフ復帰後から出場機会を失いました。2014年ドラフト全体9位の選手。22歳という若さもブルズが取引に応じてくれた理由でしょう。
最近ではミドルと3Pショットの精度が上がっていました。バトゥムトレードで得た財産は芽吹きませんでしたが、いつかヴォンレイが開花することを願っています!2年半ありがとうございました。ヤングブルズでの活躍、期待しています。"ブルズでノア"なので、親近感は持たれそう(笑)。🚨@MeyersLeonard11 FOR THREE AT THE BUZZER 🚨 👉🏻 pic.twitter.com/1eeVFIzTIf
— Trail Blazers (@trailblazers) 2018年2月9日
#56 2月8日(金) vs @サクラメント・キングス
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | END | |
---|---|---|---|---|---|
Trail Blazers (31-25) | 33 | 29 | 30 | 26 | 118 |
Kings (17-37) | 31 | 21 | 22 | 26 | 100 |
Kings OUT | G-F I.Shumpert (足) | F S.Labissiere (肩) | G F.Mason (かかと) | F H.Giles (膝/絶望) |
昨年フランチャイズの顔だったデマーカス・カズンズを放出し、再再建に入ったキングス。2014年8位,2015年6位,2016年8位,2017年5位&10位のドラフト指名権を持ちながら、オールスター級に育ったはいません。
上位指名の2015年6位ウィリー・コーリー=ステインと2017年5位ディアーロン・フォックスはともに名門ケンタッキー・ワイルドキャッツ出身。2010年ジョン・ウォール(1位)&カズンズ(5位)から毎年複数人指名を受けるようになった有数のNBA選手輩出大学。
2010年以降ワイルドキャッツの大黒柱はトップ10以内の指名を受け続けている状況に加え8年間で30人がドラフトで指名されています(2000-09の10年間で6人)。(数字)は指名順位-現在所属のチーム。
2010 | J.Wall (1)WAS | D.Cousuns (5)NOP | P.Patterson (14)OKC | E.Bledsoe (18)MIL | D.Orton (29) | |
2011 | E.Kanter (3)NYK | B.Night (8)PHX | J.Harrellson (45) | D.Liggins (53)NOP | ||
2012 | A.Davis (1)NOP | M.K-Gilchrist (2)CHA | T.Jones (18) | M.Teague (29) | D.Lamb (42) | D.Miller (46)NOP |
2013 | N.Noel (6)DAL | A.Goodwin (29) | ||||
2014 | J.Randle (7)LAL | J.Young (17)PHI | ||||
2015 | K.A-Towns (1)MIN | W.C-Stein (6)SAC | T.Lyles (12)DEN | D.Booker (13)PHX | A.Harrison (44)MEM | D.Johnson (48)OKC |
2016 | J.Murray (7)DEN | S.Labissiere (28)SAC | T.Ulis (34)PHX | |||
2017 | D.Fox (5)SAC | M.Monk (11)CHA | B.Adebayo (14)MIA |
現在キングスで最も見通しのいい選手ボグダン・ボクダノヴィッチはマーキース・クリス(2016年8位)とのトレードによってもらたされたもの。サンズへ行ったクリスも主力には育ってません。キングスは毎度毎度はずれを引いているのか?それとも選手を生かしきれていない現場が悪いのか?はずれがほとんどない「1位」を取りに行くしかないのか?
名門出身ではありません。"超スモールスクール"であるウィーバー州立大を卒業しているリラードは全スモールスクールに所属する選手の憧れです。高校時代ももちろん無名。そんな選手がまた一つ、大記録を打ち立てました。
29分間の出場で50得点。先日達成した相棒CJ・マッカラムに続きました。終盤差を縮められリラードが登場しそうになるも、結局出番無し(笑)。前半で28得点。キングス側が「もうやめて...」といいたくなる暴れっぷり。最下位を行くチーム相手に手こずってはいけません。
That's the way a rook is supposed to reward his vet pic.twitter.com/jyMp58hWL5
— Trail Blazers (@trailblazers) 2018年2月10日
#57 2月10日(日) vs ユタ・ジャズ
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | END | |
---|---|---|---|---|---|
Jazz (28-28) | 19 | 24 | 38 | 34 | 115 |
Trail Blazers (31-26) | 26 | 18 | 19 | 33 | 96 |
Jazz OUT | G R.Rubio (尻) | G-F T.Sefolosha (右膝/絶望) | G D.Exum (肩/絶望) |
ジャズはブレイザーズの次に好きなチームです。決して派手ではなく、質実剛健なチームスタイルがとても魅力的。昨年2009-10シーズン以来のプレイオフ進出を果たした原動力になったのがゴードン・ヘイワード(BOS)。ジャズはFAとなった彼の慰留に全力を注ぎました。
しかし、恩師ブラッド・スティーブンス率いるセルティックスへ移籍。ユタの希望が去り、今シーズンからは厳しい戦いが強いられると誰もが予想していました。そこへ現れた"超新星"ドノバン・ミッチェル21歳ルーキー。ルーキーNo.1スコアラーとしてジャズの"新エース"へと駆け上がっています。身体能力はヤニス・アンテトクンボ(MIL)並みの高さ。
2017年11月1日、オーバータイムにもつれ込んだジャズvsブレイザーズ戦で28得点。4Q7得点、OT5得点。この時スターターだったロドニー・フッド(CLE)よりも存在感がありました。
リラードはルイビル時代のミッチェルをよく知っています。そしてポートランドへ来てほしいとも思っていたようです。リラードもハードダンカー!ダンクコンテストも出場しています。
Rookie Of The Year(ROY)争い筆頭はベン・シモンズ(PHI)ですが、彼は2016年の1位。昨年は怪我のため出場無し。昨年出場していたら間違いなくROYだったでしょう。
シモンズがいなければ、ミッチェルはROY筆頭候補だっただけに運が悪い。個人的にはミッチェルにROYレースを制してほしい。ジャズはルディ・ゴベールが還ってきてから10勝2敗。プレイオフ出場は見えています。2017 ROY | Vot | G | PTS | AST | RB | FG% | 3P% | STL | BLK | TOV |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
M.Brogdon | 1(36) | 75 | 10.2 | 4.2 | 2.8 | 45.7% | 40.4% | 1.1 | 0.2 | 1.5 |
D.Saric | 2(12) | 81 | 12.8 | 2.2 | 6.3 | 41.4% | 31.3% | 0.7 | 0.4 | 2.3 |
J.Embiid | 3(3) | 31 | 20.2 | 2.1 | 7.8 | 46.6% | 36.7% | 0.9 | 2.5 | 3.8 |
2018 ROY | Rk | G | PTS | AST | RB | FG% | 3P% | STL | BLK | TOV |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
B.Simmons | 1(1) | 52 | 16.5 | 7.3 | 7.7 | 52.5% | 0% | 1.8 | 0.9 | 3.7 |
D.Mitchell | 2(13) | 53 | 19.4 | 3.4 | 3.4 | 44.4% | 35.4% | 1.5 | 0.4 | 2.6 |
(数字)は指名順位。ちなみに昨年2016-17ROY争いは、誰になるのか最後の最後まで分からなかった大混戦レース。しかもサリッチとエンビートは2014の選手。2016ドラフト選手の1年目はパッとせず。
2年目に入り3位ジェイレン・ブラウン(BOS)や5位クリス・ダン(CHI)は出場時間が増加。12位トーリアン・プリンス(ATL)、11位ドマンタス・サボニス(IND)らも1年目から大きく成績を伸ばしています。
2017ドラフト選手は1年目から豊作揃い。もちろんこれから先は長いので、2年目・3年目に開花する選手が表れることを楽しみにしています。マーケル・フルツ(PHI)は最悪のドラフト1位選手になってしまうのか?
3Qで一気に差をつけられ、4Q終盤で巻き返しを見せたものの時すでに遅し。CJが序盤不調(3QまででFG3/14,4TO)。リバウンドでもヌルキッチ不在が響きました。
ジャズはデリック・フェイバーズとロイス・オニールがとても良い働きをしていました。新加入のジェイ・クロウダーはレブロンから解放され、セルティックス時代のようなプレイがジャズでできると思います。攻守の歯車がきっちりとかみ合い始めており、今後非常に怖い存在になるチーム。3Q | FG% | ORB | DRB | PITP*1 | FBPS*2 | 2ND PTS |
---|---|---|---|---|---|---|
Jazz | 48.0% | 6 | 14 | 16 | 10 | 6 |
Trail Blazers | 28.6% | 1 | 7 | 4 | 0 | 0 |
Golden State Warriors | 43-13 | 0-1 |
Houston Rockets | 42-13 | 0-2 |
Toront Raptors | 39-16 | 0-2 |
Boston Celtics | 40-18 | 0-1 |
San Antonio Spurs | 35-22 | 1-1 |
Cleveland Cavaliers | 33-22 | 0-1 |
Minnesota Timberwolves | 35-24 | 1-2 |
Washington Wizards | 32-24 | 1-1 |
Milwaukee Bucks | 31-24 | 0-2 |
Oklahoma City Thunder | 32-25 | 2-0 |
Indiana Pacers | 32-25 | 2-0 |
Portland Trail Blazers | 31-25 | 現在地 |
Miami Heat | 30-26 | 1-0 |
Denver Nuggets | 30-26 | 1-2 |
Philadelphia 76ers | 28-25 | 1-1 |
New Orleans Pelicans | 29-26 | 1-2 |
LA Clippers | 28-26 | 1-1 |
Utah Jazz | 28-28 | 0-2 |
現時点で.500以上のチームに対し13勝21敗。特に相性が悪いと感じるのはジャズ(直近1-4)とバックス(直近1-6)。.500以下に対しては18勝4敗。弱い敵に強く、強い敵にはあっさり負ける。この状況を打破する術は現在ありません。
また、ヌルキッチが背中と股関節の痛みでまともにプレイできず。ひとまず次戦でオールスターブレイクに入るのが不幸中の幸い。彼の長期離脱は一番の痛手になります。他のセンターはエド・デイビスとマイヤーズ・レナードの2人。レナードはワーストクラスのリムプロテクター。もし長引くのならば、ザック・コリンズをセンターへ回すしかありません。
ヌルキッチがいないと攻撃ではさらにバックコートに依存、守備では不安を残します。
"Spider-Man, Spider-Man,
— Utah Jazz (@utahjazz) 2018年2月12日
Does whatever a spider can" 🎶 pic.twitter.com/WyqZ6JYP4x
week18(31-26)のブレイザーズ
#58 2月14日(水) vs ゴールデンステイト・ウォリアーズ
バレンタインゲーム。オールスターブレイク前最後の試合は最強の敵。ヌルキッチが万全でない状態のためさらに厳しい試合になる。ファストブレイクポイントを最小限にとどめるディフェンスを見せてほしい。