atはロード、#数字は何試合目かを表しています。
#61 2月27日(火) vs サクラメント・キングス
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | END | |
---|---|---|---|---|---|
Kings (18-43) | 26 | 27 | 27 | 19 | 99 |
Trail Blazers (35-26) | 36 | 30 | 22 | 28 | 116 |
Who is best player ?
デマーカス・カズンズ(NOP)を放出し、完全再建に入っているキングス。期待のハイドラフト選手ディアロン・フォックス(5位)、バディ・ヒールド(6位)は期待値以上の成績は残していません。
現在のキングスで一番の選手は、先日のライジング・スターズ・チャレンジにて見事MVPに輝いた25歳オールドルーキーボグダン・ボグダノヴィッチ。クレイ・トンプソン(GSW)のような美しいシュートフォームを持つピュアシューターにして厳しいチェックを行う好ディフェンダー。
指名されたのは2014ドラフト1巡目27位。すぐの契約に至らず権利を保有されたままヨーロッパでプレイ。その後ヨーロッパにて輝かしい実績を収め、マーキース・クリス(PHX)を中心としたトレードでキングスと契約。念願だったNBAデビューを果たしています。
キングスは合計14スティール。ターンオーバーを多く誘い24点奪い、連携がスムーズなシーンも多くありました。シリーズ第1戦では終盤に良い守備を見せて勝利しています。ドノバン・ミッチェル(UTA)のような宝石を掘り当てられれば...。
16勝 1敗
11月18日、キングスに勝利してから対.500以下との対戦成績。大敗を喫した12月30日ホークス戦以降"取りこぼし"をしていないことで現在の位置を築いています。しかし、これからの21試合で.500以上が15試合のタフな試合が続きます。
ターンオーバー(TO)を多発し最大6点差に詰め寄られた嫌な流れは、ホーネッツ戦で4QTOを連発しOTにもつれ込んだ試合と似ています。しかし、同じ轍を踏むわけにはいきません。4Q10:31→3:10まで0TO、その間4TOを引き出し19点に抑えるという理想的な4Qを展開しました。
興味深かったマッチアップがスカル・ラビシーレ(SAC)vsザック・コリンズ(POR)。互いに長身痩躯の若いビッグマン。チーム内で地位を確立するために、ガムシャラでプレイしている2人のマッチアップは見ていて実に"楽しい"ものです。
2月成績6勝4敗。リラードが月平均得点のフランチャイズレコードを樹立。しかし、月間最優秀選手に選ばれたのはアンソニー・デイビス(NOP)。リラードは最高のリーダーとして、さらにレベルアップしたプレイを見せてくれます。When @Dame_Lillard Time lasts all month. pic.twitter.com/dt48hlT7Ev
— Trail Blazers (@trailblazers) 2018年2月28日
ベストプレイ ED→ET→ED
. @thekidet with the no-look pass to @eddavisXVII, and one. pic.twitter.com/Os6shDhRGa
— Trail Blazers (@trailblazers) 2018年2月28日
#62 3月1日(木) vs ミネソタ・ティンバーウルブズ
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | END | |
---|---|---|---|---|---|
Timberwolves (38-27) | 24 | 25 | 29 | 21 | 99 |
Trail Blazers (36-26) | 19 | 25 | 31 | 33 | 108 |
最大の試練
ジミー・バトラー(MIN)の怪我。それが"悪夢のはじまり"となってしまうかもしれません。
Jimmy Butler putting no weight on his right leg as he is helped off the court. pic.twitter.com/jgUrMAORSe
— ESPN (@espn) 2018年2月24日
2018オールスターゲームではまさかの0分出場。ルー・ウィリアムズ(LAC)からツッコまれていましたが、2月15日のレイカーズ戦で元々痛めていた指をさらに負傷したように見えました。今後に備えるために出場しなかったわけですが、この悲劇。"ルーの呪い"なのか...
.@TeamLou23 wasn't happy after seeing Jimmy Butler stick to the bench last night. 😆 pic.twitter.com/3heBauVxmW
— theScore (@theScore) 2018年2月19日
チーム/選手 | 備考/怪我日付 | |||
---|---|---|---|---|
Spurs | SF | カワイ・レナード | 3月末再復帰? | 開幕前 |
Celtics | SF | ゴードン・ヘイワード | シーズン絶望? | 2017年10月17日 |
Jazz | C | ルディ・ゴベール | 2018年1月19日再復帰 | 2017年11月10日/12月15日 |
Nuggets | PF | ポール・ミルサップ | 2018年2月27日復帰 | 2017年11月19日 |
Pelicans | C | デマーカズ・カズンズ | シーズン絶望 | 2018年1月26日 |
Thunder | SG | アンドレ・ロバーソン | シーズン絶望 | 2018年1月27日 |
Cavaliers | C | ケビン・ラブ | 6 ─ 8週間 | 2018年1月30日 |
Wizerds | PG | ジョン・ウォール | 6 ─ 8週間 | 2018年1月30日 |
Knicks | PF | クリスタプス・ポルジンギス | シーズン絶望 | 2018年2月6日 |
Timberwolves | SG | ジミー・バトラー | 4 ─ 6週間 | 2018年2月23日 |
クリス・ポール(HOU)やブレイク・グリフィン(DET)も1か月前後離れましたが、慣例の怪我なので除外。アンドレ・ロバーソン(OKC)は唯一オールスター級ではありませんが"守備の要"のため、勢力図が動く可能性があるので入れています。
ウルブズは2017年12月6日からウェスタンカンファレンス4位以上をキープしていますが、それもチームを変えた男の存在ありき。8チームが6枠を争っているためプレイオフ外になる可能性もあります。"13年連続プレイオフ圏外"をバトラー無しで脱出することはできるのか?BENCH HERO'S
この試合のヒーローはリラード(35得点ですが笑)マッカラムではなく、シャバズ・ネイピアーとエド・デイビス。"堅実"という言葉が似合う2人のベストベンチプレイヤー。
vs MIN | MP | FG | FGA | FG% | ORB | DRB | TRB | AST | STL | BLK | PTS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
デイビス | 27:32 | 5 | 6 | .833 | 4 | 7 | 11 | 1 | 0 | 2 | 10 |
ネイピアー | 27:06 | 4 | 11 | .364 | 0 | 3 | 3 | 2 | 2 | 0 | 16 |
MP | FG% | 3P% | FT% | TRB | AST | STL | BLK | TOV | PF | PTS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
35.2 | .530 | .430 | .855 | 4.8 | 4.8 | 2.1 | 0.5 | 2.7 | 2.0 | 18.0 |
Making up for our mistakes tonight, mostly with dunks. pic.twitter.com/nImMdpq700
— Trail Blazers (@trailblazers) 2018年3月2日
リバウンド数ベンチ最多の"リーグNo.1バックアップセンター・デイビス"はこの日も最後までマイボールにしようとするハッスルを多く見せてくれました。
こういう気合のこもったプレイでチームを助けてくれる大きな存在。4Qに6リバウンド+2ブロックをマーク。"勝利の陰にエドがあり"。
Dame and Ed Davis work the two-man game on @NBAonTNT!
— NBA (@NBA) 2018年3月2日
#RipCity pic.twitter.com/dXY2ciW6Ih
FG39.1%(36/92)というシュートが入らなかった試合でしたが、守り勝った勝利。ファウルを与えず、最低限の得点に抑えることができた4Qの守備が特に光りました!
1Q8分で退いたモーリス・ホークレスが左膝蓋骨腱炎(ジャンパー膝)で数試合の欠場へ。セルティックス戦から好調だっただけに、早い復帰を願うばかりです。
また、リラードが44試合連続3P成功のフランチャイズレコードタイ記録に並びました。昨年も惜しいところまではいったんですがね...新たな歴史をつくるときです。. @Dame_Lillard has now tied the record for most consecutive games with a three-pointer at 44 games. He’s now tied with Nic Batum, who made a three in 44 straight games spanning two seasons.
— Casey Holdahl (@CHold) 2018年3月2日
ベストプレイ エバン・ターナー 2本のロングアリウープ
The Evan/Ed Connection pic.twitter.com/5Dpos00isL
— Trail Blazers (@trailblazers) 2018年3月2日
ET straight dealin' pic.twitter.com/BQYmsL9lFy
— Trail Blazers (@trailblazers) 2018年3月2日
#63 3月3日(土) vs オクラホマシティ・サンダー
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | END | |
---|---|---|---|---|---|
Thunder (37-28) | 28 | 22 | 25 | 25 | 100 |
Trail Blazers (37-26) | 25 | 28 | 30 | 25 | 108 |
理想と現実
開幕前各所でトップ4以内にランク付けされたOKC。MVPラッセル・ウェストブルックとリーグ5位のツーウェイプレイヤーポール・ジョージと”元"スーパースターのカーメロ・アンソニーが揃ったBIG3はウォリアーズ、ロケッツに並ぶチャンピオンシップチームと評されていました。
USA TODAYより序盤.500を下回る日々が続きましたが、お互いのプレイを理解しあった頃から上昇。来年になれば予想のような成績を残すかもしれません(ジョージがいれば)。結局ジョージがすべての潤滑油なので彼が去ればプレイオフも危ぶまれると思います。
リーグワーストと称されるベンチは2月26日のマジック戦でシーズンハイの48得点。これが良い兆候だといいんですが相手がマジックなので測りかねます。
上の画像で最も驚きなのはインディアナ・ペイサーズ。ジョージが去ったため再建に入るとされ各処30勝前後の予想。しかし、現在35-27イースタン5位。MIPを擁した2年前のブレイザーズのような"サプライズチーム"。ひそかに応援しています。
叩かれて叩かれて強くなる
最初はスクリーンもまともにかけられなかった選手が、数か月の時を経て大仕事をやってのけました。ザック・コリンズ20歳ルーキー。ウルブズ戦との大事な4Qゴーギー・ジェンとのリバウンド争いで負けカール・アンソニー=タウンズ(KAT)にはファウルを与え「何もできなかった」と試合後振り返りました。
そしてその悔しさを胸に迎えたサンダー戦、4Qに効果的な3Pを2本成功 & ジョージへのクラッチブロック。このブロックはKATに対してのファウルと非常に似ており、文字通り"リベンジブロック"となった最高のプレイでした。— Bruce Ely (@bruceely) 2018年3月4日
Collins gets a career high and you get free McGriddles tomorrow at @McDonalds » https://t.co/AUaAnrkIM6 pic.twitter.com/s9vnlFUzdc
— Trail Blazers (@trailblazers) 2018年3月4日
Zach Collins @zcollins_33 gets a career high and his first walkoff interview with @BrookeOlzendam pic.twitter.com/DRfeURrvcx
— Trail Blazers (@trailblazers) 2018年3月4日
. @Dame_Lillard has now made a three-pointer in 45 straight games, a new franchise record.
— Trail Blazers (@trailblazers) 2018年3月4日
ベストプレイ ウェストブルックのクリーンブロック
Russell Westbrook protects the rim for the @okcthunder!#ThunderUp pic.twitter.com/xdm4DI8jqG
— NBA (@NBA) 2018年3月4日
week21(37-26)のブレイザーズ
#64 3月5日(月) at ロサンゼルス・レイカーズ
対レイカーズ14連勝中。プレイオフ出場は限りなくゼロに近いチームながらフランチャイズのおかげで話題性には事欠きません。5割以下にはめっぽう強いブレイザーズ。連勝街道を突っ走りたい。
#65 3月6日(火) vs ニューヨーク・ニックス
クリスタプス・ポルジンギスが離脱してからタンクに移行し、勝ちを求めていないチーム。"トラップゲーム"とならないよう序盤からリードを広げたい。
#66 3月9日(金) vs ゴールデンステイト・ウォリアーズ
オールスターブレイク前の試合で勝利した相手。もう"勝てない相手"ではないと思えるように、もう1度勝利がみたい。